益田翔陽高等学校は、平成16年県立学校再編成計画にて、現益田産業高等学校と益田工業高等学校が統合した、地域社会、地域産業の人材ニーズに応える県内で初めての複合型専門高校です。

今年、平成18年4月11日、開校式並びに、第1回入学式が行われ、184名の生徒さんが希望を胸に入学されました。設置学科は、電子機械科、電気科、生物生産工学科、環境土木科、総合学科の5つの学科です。1年生で基礎的な学習を、2年生、3年生でさらに専門性と、個々の進路に合わせたコースへと分かれて学習が行われ、個性を生かした主体的な学習を体験できるようになっています。
スクールビジョンは、1社会の変化に対応できる専門性の深化と多様な進路の実現 2互いを尊重し合い、心豊かでたくましい人間の育成 3地域に貢献できる人材の育成をかかげ明日の郷土の担い手として未来に大きく羽ばたく人材を育成する地元期待の高校です。

現校舎は、柿本人麻呂と雪舟ゆかりの地としても有名な益田市の高津町に位置し、南面眼下には、赤銅色の石州瓦の益田市内の家並みが、北面眼下には高津・益田川の河口が広がり、鴨山の謎を秘めた日本海、さらには沖合いに孤島高島が絵のように眺望される自然豊かな環境に立地しています。

また、翔陽高校の校歌である「きみだけの道」は、NHK連続テレビ小説「さくら」の脚本家でも有名な、益田市出身の田渕久美子さんが作詞、ファンタジー・ノベル「楽園」で大きな話題を呼んだ加羽沢美濃さんが作曲を手がけた、これから未来に羽ばたく人材を育む翔陽高校にベストマッチした校歌です。

(文:学校生協 栗原隆寿)