島根県立出雲養護学校（2009年）

今回の学校紹介は、出雲市神西沖町にある特別支援学校の県立出雲養護学校です。大田分教室(小・中学部)と邇摩分教室(高等部)もあり、県内最大の養護学校です。
教職員数は167名、県内の県立学校の中では一番の職員数です。児童生徒さんは出雲、大田地域を中心に225名、肢体に障害のある子どもたちや、吸引、チューブ栄養などの医療的ケアを必要とする子どもたちも通っておられます。
出雲養護学校には、小学部、中学部、高等部の3つの学部があります。また、障害の重い子どもたちや医療的ケアの必要な子どもたちも在籍しています。さらに、様々な事情で通学が困難な子どもたちのため、病院や家庭で授業を行う「訪問指導」などその実態に合わせた学習形態があります。
高等部では、農業、調理、木工、窯業など7つの作業班があり、子どもたちが「生きる力」を身につけるために作業学習が行われています。毎年1回、作業学習で作製された作品の発表と即売を行う「イズユウ(isyou)」が開催され、多くの市民の方が来られます。